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ベネズエラの新暗号通貨「ペトロ」の特徴と今後の予想

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様々な暗号通貨が2018年に入っても新たに出てくるでしょう。

社会貢献的な物や、人々の役に立つ可能性が高い暗号通貨がどんどん登場し、中には触ると危険な暗号通貨も多いです。

今回取り上げる、ベネズエラ発の暗号通貨「ペトロ」は、恐らく後者の部類に属するでしょう。

ハイパーインフレに悩むベネズエラ

ベネズエラの情報は日本にはあまり入らないため、ご存じない方も多いかと思います。

ベネズエラは自然の港があり、世界有数の石油埋蔵量を誇るなど天然資源に恵まれていますが、そのベネズエラは現在、深刻なハイパーインフレに悩んでいます。

ベネズエラの現状?

南米北部にあるベネズエラは、経済的に厳しい状況にある南米の中でも特に貧しい国です。
社会主義国のベネズエラは中南米最大の産油国ですが、原油価格の下落など経済政策に失敗し、治安の悪化、貧困層の増大、デモの激化など、状況は厳しくなる一方です。

国民の8割が飢餓状態にあるとも言われ、医療も満足に受けられない状況で、ユニセフも子どもの栄養失調が深刻化していると警鐘を鳴らしています。
治安は世界でも最悪レベルで、強奪や暴行も日常的になっているのだとか。

また、アメリカとの関係も過去最悪レベルで、経済制裁を受けている影響で深刻な外貨不足にもなっています。
そして、ベネズエラはあのジンバブエにも匹敵するほどのハイパーインフレになっています。

深刻なハイパーインフレ

国際的な制裁、政治上の不安定さや経済の不透明さから、ベネズエラは深刻なハイパーインフレに陥っています。
最近1か月程度でも、物価が約7倍にまで跳ね上がり、年率に直すと440,000%以上にもなるのだとか!
こうなると、紙幣の価値はあってないようなものでしょう。

暗号通貨ペトロとは?

そのような深刻な状況にあるベネズエラは、反米左翼のマドゥロ大統領が政権を握っています。
そしてマドゥロ大統領が経済制裁に対抗するための手段として、国家主導の暗号通貨「ペトロ」を導入することを2017年末に発表しました。

ペトロの仕組みとは

ペトロはベネズエラの天然資源である石油・金・ダイヤモンドなどを担保にベネズエラ政府が発行する暗号通貨です。
議会の反対をマドゥロ大統領が押し切るような形で成立しました。

1ペトロ=原油1バレルに相当するようで、このペトロを発行することで外貨を獲得し、デフォルトを回避する狙いがあります。

ペトロは信用されるか?

国際的にベネズエラの評価が落ちている状況で、ペトロがどれだけの信用力を持つかという大きな疑問があります。
ホワイトペーパーも未だ発表されていないようです。
そもそもベネズエラではマイニングが違法とされ逮捕者も出ていましたが、ペトロの発行に伴い合法になりました。

2017年はビットコインなど多くの暗号通貨の価値が上がり、エストニアなど国家が暗号通貨を発行すると発表するなど、多くの動きがありましたが、ベネズエラもそれにあやかって暗号通貨を発行し、状況を一変させようと考えているのでしょう。

ペトロの仕組みそのものが信頼出来るかどうか?

そして、そもそもペトロの仕組みが暗号通貨として成立しているかどうか、という課題もあります。

ブロックチェーン技術は、非中央集権的な物であるはずですが、ベネズエラが行おうとしていることは、国家による管理そのものであるように思えます。
単に、法定通貨ボリバルの代わりになる物としてペトロを発行し、一時しのぎをしているだけかもしれません。

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